バルセロナ写真紀行

2025年3/1から3/7までスペインバルセロナを訪問しました。

まずは、バルセロナでの注意事項を書かせて頂きます。

バルセロナへ行かれる方への注意事項

バルセロナはスペイン第二の都市であるということもありますが、サグラダファミリアをはじめとする世界有数の観光遺産があることから世界中の観光客がこの地を訪れます。

その為、スリや強盗も多いのでご注意下さい。今回、私が滞在中でも、夜道に一人で歩いていたら3人組の強盗に襲われて財布を取られた日本人の方がいました。

又、今回のバルセロナ訪問中、昼間歩いていたら、日本人の方ですか?と話かけてきた親切なバルセロナ在住の日本人の方がいました。

その方によると、腕に高価な時計(正確には私の時計は高価ではなく、高価そうに見える時計ですが)をしていると、強盗をそれを平気で取っていくので、気をつけて下さいと注意を受けました。

私は思わず腕にしていた時計をポケットにしまいましたが、日本ではこんなことを聞いたことはないですよね。

バルセロナへ行かれる方は十分ご注意下さい。

このブログでは、私が今回訪問したバルセロナのお勧めの観光場所、お勧めのホテル、お勧めのレストランをすべて私自身が今回の旅で撮影した写真、私の解説と共に順番にご紹介させて頂きます。

今後、ご旅行やご出張でバルセロナを訪問する予定のある方で、何処へ行ったら良いか考えている方、少し迷っている方々のお役に立てればと思っています。

バルセロナといえば、サグラダファミリアとグエル公園は見逃せのでもちろんこのブログで紹介しますし、注意事項も書かせて頂きましたが、他のブログにはない、1551年創業のスペイン最古のワイナリー、としてスペインでおなじみのスパークリングワイン・カヴァを生んだ名門「コドルニウ」の醸造所をめぐるツアーについてもご紹介いたします。

今後もこの旅で知ったこと、皆さんへのアドバイスを追記させていただきます。

サグラダファミリア
グエル公園
1551年創業のスペイン最古のワイナリー「コドルニウ」

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羽田からバルセロナ空の旅

2月28日(金)に羽田昼発のルフトハンザ便でミュンヘン経由バルセロナ行きのフライトに乗る予定でしたが、2月26日(水)朝、ルフトハンザ航空からメールで連絡がありストライキの為、Air Chinaとオーストリア航空の代替便を用意したとの連絡が入りました。

代替便は2月28日6PM発のAir China。まずは北京へ、そして北京からウィーンへ、そしてウィーンからはオーストリア航空でバルセロナへ飛びました。

元のルフトハンザ便は2月28日深夜バルセロナ着でしたが、乗り継ぎ便は3月1日朝着でした。

とにかくバルセロナに無事到着してほっとしました。「災い転じて福となす」という諺がありますが今回思いがけずもAir Chinaでロシア上空を飛ぶという貴重な経験ができました。

こちらはAir Chinaの機体です。

こちらはAir Chinaですぐに出てきた機内での夕食。

北京到着は9:20PM。到着後はこちらのAir Chinaのラウンジで5時間近く過ごしました。北京発は3:00AM深夜です。

ようやく北京発3:00am発のウイーン行きのフライトの搭乗Gate E09を知らせる画面が現れました。

先に申しあげましたがAir Chinaの北京からウィーンへの飛行航路は大変興味深いです。

日本の航空会社は今は飛ぶことができないロシア上空、モスクワ上空をAir Chinaはゆうゆうと飛んでゆきました。こちらは私の座った席の前の画面のスクリーンショットです。

こちらはウイーン到着前に出てきたAir Chinaの朝食。中国式のお粥を頂きました。

ウイーン到着は6:20am 、ウイーン発は7:00am 乗り継ぎ時間はわずか40分ギリギリでした。EUの通関を通過した後、オーストリア航空便のGateまで走りました。何とか夜明けのウイーン空港でバルセロナ行きのオーストリア航空に乗ることができました。

ギリギリ搭乗

ウイーンからバルセロナは約2時間の空の旅。機内食はなく飲み物だけです。

9:20am バルセロナにやっと到着しました。

朝なのでバルセロナ空港の人はまばらです。

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サグラダファミリアお勧めの撮影場所と2つの塔

バルセロナへいかれる方はサグラダファミリアは見逃せませんが、このブログではサクラダファミリアの一番よい撮影場所と2つの塔についてアドバイスさせて頂きます。

サグラダファミリアの一番よい撮影場所はどこでしょう?

サグラダファミリアは近くから写真を撮ろうとするとあまりにも大きいのでなかなか全体が入った写真が撮れませんが、一番きれいな写真が撮れる場所があります。それは正面の入り口から離れた緑色の池の端が一番きれいにサグラダファミリア全体の写真が撮れる場所です。今回私がそこから撮った写真をご紹介します。ご覧の通り、緑色の池をはさんでサグラダファミリア全体がきれいに一枚の写真に納まります。

サグラダファミリアの二つの塔はどう違うのでしょう?

サグラダファミリアには『生誕のファサードの塔』と『受難のファサードの塔』の二つ塔があります。

2024年に私が登ったのは『受難のファサードの塔』でした。『受難のファサード』は一般入場口から反対側、出口に近い場所にエレベーター乗り場があります。

一方、『生誕のファサード』は一般入り口入ってすぐ右にあります。今回はこちらに登りました。

『生誕のファサード』を登るとこんな景色が広がっています。

下を見下ろすと先に書きましたサクラダファミリアの一番よい撮影場所のある緑色の池が見えます。

そして、このような建築現場も見ることができます。

昨年上った『受難のファサードの塔』も今回上った『生誕のファサード』も下へ降りるエレベーターはなく、以下のらせん階段を下っていきます。両方の塔まったく同じつくりでした。昼間でも足元が暗くなっている場所がありますので、手すりにつかまりながら気をつけて降りて行ってください。

長いらせん階段を降りるとここに出ます。

サグラダファミリアは何度入っても荘厳な雰囲気に圧倒されます。そしてこの天井の見事な造形、美しいステンドグラスは見逃せません。いずれも今回新たに私が撮影した写真です。

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グエル公園

バルセロナを訪れる人にとってグエル公園はサグラダファミリアに次ぐ必見の場所です。前回バルセロナを訪問した際は人数制限により入れませんでしたが、今回は事前予約を入れたので余裕をもって回ることができました。30分ごとに400人という人数制限があるそうですので予約はすぐに一杯になるようですので、特に週末の予約は余裕をもって予約することをおすすめします。

歴史

この公園は元々ガウディが1900年~1914年に設計、建築した住宅街でした。ガウディのスポンサーだったグエルは、街を見下ろす山の手の土地に60Fの宅地を造成し、緑に囲まれた閑静なイギリス風の住宅街を造ろうとしました。ガウディによってデザインされ、正門から中央広場にかけてのパブリックスペースの建設が行われました。 公園では有名なベンチをはじめ、いたるところにタイルを用いた装飾が見られますが、これらの多くはガウディの協力者であるジュジョールの作品です。 ガウディが生み出した破砕タイルの技術により曲線をうまく覆い、かつ高い芸術性を生み出しています。しかしながら、 この宅地造成計画は、グエル家とガウディ家以外には1戸しか売れず失敗に終わりましたが、現在はすばらしい公共公園として人々に愛されています。

こちらはグエル公園の正面入り口の写真です。

入り口の右左の建物にはガウディ独特のデザインが施されています。

正面を入るとこの様な階段があり、上にバルセロナを一望できる展望台があります。

この階段の途中にはグエル公園のシンボルとなっているこちらのトカゲの像があります。

こちらは正面の展望台から見たバルセロナの街です。

こちらは展望台を横からみた写真です。

この公園を右に進むとサグラダファミリアが一望できます。こちらも私が撮影した写真です。

この公園のいたるところにはガウディの独特のデザインが施されています。これは歩く人を雨や日差しから守るひさし付きの道です。

こちらはガウディの家博物館です。グエル公園のモデルハウスとして、ガウディの協力者であるフランセスク・ベレンゲールが設計しました。しかし買い手がつかなかったため、ガウディが自ら買い取り、父親と姪をともなって移り住んだそうです。

丁度この日はこの博物館の前で絵を売っている方がたくさん出ていました。

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スペイン最古のワイナリー「コドルニウ」で試飲

1551年創業のスペイン最古のワイナリーであり、スペインでおなじみのスパークリングワイン・カヴァを生んだ名門「コドルニウ」の醸造所での試飲を含む見学ツアーをおすすめします。

「コドルニウ」の醸造所に向かう道の両脇には一面ワイン畑が広がっています。

こちらは「コドルニウ」の醸造所の正面玄関です。

中に入るとこんな受付があり、この前でツアーが始まるのを待ちます。

こちらは創業者が昔住んでいた邸宅です。

エレベーターで地下20mのワイン貯蔵後へついてからこの写真のトロッコで地下広く掘られたワイン貯蔵庫の中をトロッコで進みます。

Screenshot

そしてこのツアーの目玉であります試飲タイムがいよいよ始まります。

3種類のワインをガイドの方が順番に注いでくれます。

こちらの3種類のワインを頂けます。

口直しにこんなチョコレートを出してくれます。

ツアーのガイドさんの最後の言葉「すべてのツアーは土産物屋で終わる」という言葉通りツアーの後には丁度飲んだばかりの3種類のワインを販売しています。

さすがワインの街です。こんなところにもワインボトルのデザインが。。

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カタルーニャ音楽堂

19世紀末ガウディのライバルとして活躍した建築家がいました。その名はモンタネール。彼は建築学校の教授で、2歳年下のガウディに講義をしたこともあるそうです。

モンタネールの代表作がカタルーニャ音楽堂です。

この時代のバルセロナは、産業の発展とともに人口が増加し、活気にあふれていました。そして経済力が備わるとともに、カタルーニャ文化の再生を目指す運動が起きます。そこで生まれたのがモデルニスモ建築です。

バルセロナの街を歩けば、いたるところでモデルニスモ建築に出合います。このカタルーニャ音楽堂もその一つです。ガウディは突出した人物ですが、この町に突然変異的に生まれてきたのではなく、当時の気風を表現した建築家の一人ひとりでした。

カタルーニャ音楽堂のある道に入る前に不思議なこの少女の像が立っています。

こちらがカタルーニャ音楽堂に続く道です。

見事なモンタネールの造形美です。

こちらは拡大写真。ここにもありますが、モンタネールは花模様を巧みに表したので「花の建築家」と呼ばれていたそうです。

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ピカソ美術館

パブロ・ルイス・ピカソは、1881年スペインアンダルシア地方のマラガ市で生まれましたが、1895年、14歳の時にバルセロナへ移住、美術学校に入学しました。1897年マドリードで開かれた国立美術展で入選し、同年秋、マドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーに入学しますが退学し、1899年、18歳の時にバルセロナに戻ります。

その後活躍の舞台はパリとなり、1902年にパリに移住、その後1973年に92歳で南仏ニースで亡くなるまでフランスを舞台に活躍しましたが、バルセロナとフランスを行き来していました。

バルセロナにあるピカソ美術館はピカソのスペインにおける自宅を改造してオープンしたもので、生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であるとギネスプックに登録されているピカソのもっとも多くの作品が展示されている美術館でバルセロナを訪れる方は是非行かれてください。

こちらはピカソが生涯に描いた作品の写しを壁一面に張った部屋です。ピカソがいかに沢山の作品を発表したかがよくわかります。

こちらはピカソの自画像です。

こちらはいずれもピカソの描いた作品です。この美術館の中では撮影は自由です。私が気にいったものを何枚かご紹介します。

こちらはピカソの陶芸作品です。

ピカソの作品はこの美術館だけでなく、バルセロナの街中にもあります。こちらをご覧ください。これもピカソの作品です。

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バルセロナのホテル

バルセロナではHotel Turinにチェックインしました。部屋はご覧の通りこじんまりしていますがとてもきれいで朝食もついています。

バルセロナ空港へ行くバスの発着場所があるカタルーニャ広場から徒歩6分、バルセロナのどこへ行くにも大変便利なホテルでおすすめです。

朝食のバフェはオレンジジュース、コーヒー、紅茶、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ハム、チーズ、ヨーグルト、トースト、クロアッサン、何でも好きなものを取って食べれます。こちらは私のこのホテル一泊後の最初の朝食の写真。これにトーストを2枚頂きました。

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バルセロナのおすすめレストラン

Hotel Turinの近く、そしてカタルーニャ広場からも近い、美味しくて、しかもリーズナブルなお値段のレストランを3軒ご紹介いたします。

3軒のお店で私が実際に注文し食べて美味しかったものを厳選して、私自身で撮影した写真と共にご紹介します。

まず一軒目がCanalets Cerveceria。カタルーニャ広場から徒歩数分の距離のお店です。

こちらはタパス。タパスとはスペインの小皿料理です。一番左はシシトウの揚げもの、真ん中は鳥のナゲットとジャガイモ、右はカラマリ(イカの揚げもの)です。

私はスペインの定番パエリアを注文しました。エビが4本も入っていました。とても美味しかったです。

次にご紹介するお店はMini Tapas

お店の名前にもタパスが入っていますが、さまざまなタパスがあります。

最初に注文したのがOctopus Salad(タコのサラダ)とても美味しかったです。

こちらはシーフードパエリア。このお店はエビ2匹ですが、このお店のパエリアも美味です。

こちらはカルボナーラ。これもおすすめです。

そして3軒目にご紹介するのがGats。お店の入り口はバーのようでしたが、食事のメニューもしっかりありました。

ここではまずスペインの有名なお酒サングリアを頂きました。下の写真をご覧ください。サングリアとは赤ワインにフルーツとスパイス、甘味を加えたスペイン生まれのワインカクテルです。アルコール度数12~15%のワインにフルーツが加わるのでワインよりは低いアルコール度数の飲み物です。

ここでは下の写真の500gもある大きなTボーンステーキを頂きました。

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FCバルセロナ

3月2日(日)にFCバルセロナとソシエダの試合を観戦しました。試合観戦のチケットは事前にネット予約しました。サイトにもよりますがネット予約にはフルネームの他生年月日、Passport番号を入力する必要がある場合もあります。

FCバルセロナは、スペイン・カタルーニャ州バルセロナに本拠地を置くサッカークラブで、スペイン1部リーグであるラ・リーガに所属しています。 スペイン国内においては通算77ものタイトルを獲得しており、同リーグにおいて27回の優勝を記録しています。

試合結果は4-0でFCバルセロナの勝利。ソシエダには久保が在籍していますが、この日は残念ながら久保は前試合でもらったイエローカードで出場できず、結果としてFCバルセロナの大勝利でした。

こちらは試合会場に入る観客

赤青のユニフォームはFCバルセロナ、白のユニフォームはソシエダです。

会場は満員でした。久保の出場を期待してか日本人の方も結構いました。日本語があちらこしらから聞こえてきました。

こちらは試合後家路を急ぐ人々。

サッカーの試合の後、最寄りの駅エスパーニャへ向かう途中にカタルーニャ美術館の前を通りました。夜景もなかなか綺麗です。

こちらはカタルーニャ美術館のある丘からマジカ噴水を見た景色です。夜景がとても綺麗です。

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